スキルとマウントのジレンマ

最近ベトナムで長く経営している日本人界隈でのお話し。

ベトナム拠点の立ち上げでは最初に参画するメンバーがとても重要になります。

特に経験と知識を兼ね備えたシニア人材はとても有望株となります。が

年齢は35代〜40代のレンジにあてはまる。ここで問題なのが、この年齢層の人材は特に成長曲線が横ばいで、企業の成長フェーズでお荷物になることが多い。

なぜそうなるか!?ベトナム人はプライドが高く、この年齢になると自分の経験を過信する傾向になる。また、転職がなかなかできない年齢になるため、少しでも長く会社に留まろうとするため、生え抜きの若手の才能を抑え、大事な情報は自分の範囲で収めようとする傾向にあります。


経営者はこの属人的な囲い込み業務を常に監視する必要があります。


今では人事、会計業務はアウトソーシングで対応可能です。これだけベトナム市場へ進出する日系企業が多い中、成功事例、失敗事例も多く蓄積しております。

当ブログでお伝えしたいことは、ベトナム拠点はリモートで対応できないということです。

また、会社の成長もないと考えて間違いないでしょう。


マウントを取るシニア人材には十分お気をつけください。


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