ベトナムはトランザクティブ型

リーダーシップ研究で二つのリーダーの型が存在します。

一つ目は表題にある「トランザクティブ型」、もう一つは「トランスフォーメーション型」になります。それぞれの意味は以下の通り。


トランザクティブ型:上司と部下の関係はアメとムチを重視する考え方

トランスフォーメーション型:啓蒙を重視する考え方

※日本でよく見られるのがトランスフォーメーション型になります。

(1)組織のミッションを掲げ、部下の組織に対するロイヤリティーを高める

(2)事業の将来性や魅力を前向きに表現し、部下のモチベーションを高める

(3)常に新しい視点を持ち込み、部下のやる気を刺激する

(4)部下一人と個別に向き合いその成長を重視する

よく言われるカリスマリーダーはこれに近いです。

ベトナムは日本とは逆で、トランザクティブ型のリーダーシップが求められます。

リーダーシップ論の観点からも日本と同じではないため、ほとんどの日系IT企業は失敗します。当ブログを見ればわかるように、日本とは真逆であることがほとんどです。

しかし、日系IT企業はその本質を理解することなく、日本で実行している慣習を持ち込むため経営するらうまく実行できずにいるのです。


ベトナム法人は素人が手を出すと大きなデメリットを引き起こすことになるでしょう。

一定の経験と生活習慣をベトナムで積まなければ成し得ることができないのです。


リーダーシップ論はベトナムオフショア開発で非常に重要なファクターです。

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