日本語検定N1とかN2とか気にしないこと

ベトナムでオフショア拠点を開設する際、日系企業は必ず日本語が話せる人材を必要とします。その採用基準が日本語検定です。

日系企業で働く場合は、N2レベル(日常会話可能)以上が必要とされています。しかし、この基準はあまりあてにならないというのが、弊社の見解です。実は、一番重要なのは日本語を使って仕事したことがあるかどうか、どれだけ普段日本語を使っているかが重要になります。N1レベル保有者でもビジネスではまったく使えるレベルではなかったり、読み書きがまったくできなかったりします。

また、日本で働いている、もしくは働いていたことをアピールする応募者がいますが、こちらもあまり当てになりません。というのは、日本に住みながらベトナム人同士とつるんでいたり、普段は日本人とまったく接しないベトナム人は、長いこと日本に住んで仕事をしていても日本語が上手に話せない人がほとんどです。

職務経歴書の中で、日本語検定の記載や、日本で働いた経験を重要視するのではなく、何をやってきたかしっかりを見極めることです。日本語検定や日本で働いた経験だけをアピールしてくる人材は、日本企業が求めるレベルにないことがほとんどなので気をつけましょう。

こちらのブログにも記載しておりますが、ベトナム人の中には、日本人に対する話し方や表情を変える人が一定存在します。性格の良し悪しは、信頼できるベトナム人スタッフと一緒に面談することをお勧めします。日本人は日本語が話せる外国人に気を許す傾向があります。

弊社は他社にはない、独自の採用方法や判断基準を設けております。採用活動から組織作りまで一貫してサポートができますので、お気軽にお問い合わせください。