ベトナムのIT業界はどの業界よりも高給取りであり、毎年の昇給率も高い。そのため、昇給率0%は解雇とほぼ同じ意味を持ちます。
近年はその事情を知らずにデフォルトで能力より高い給与を付与し、ベトナム人の言い値で採用する日系企業が多く存在します。
ベトナム人はシタタカなので、少しでも多くの給与を要求してくる場合があります。
弊社の経験上、採用通知後に少しでも多くの金額を要求してくる方は注意しておくと良いでしょう。大抵の場合、要求した金額と理由が曖昧であることがほとんどです。
また、労働契約を締結する場合、試用期間を設定しておくこともお勧めです。
ベトナムでは、IT業界において労働契約を締結する前に試用期間を設定することが可能です。よって、弊社のクライアント様には、必ず試用期間を設定していただくことにしています。
弊社のサポートがあれば、試用期間を設定することによる採用優位性を損なうことはありません。
最後にベトナムIT業界における転職する際の提示給与は、現職給与に対して約2割り増しの金額になります。
採用する際は、転職する理由、提示金額の根拠、応募してきた理由をヒアリングしておくと良いでしょう。
弊社の培ってきた無形資産を十分活用し、少しでも長くベトナムで事業を成長していただければと考えております。
東南アジアの中で日本と良好な関係を築けるのは、ベトナムだけです。
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